[初心者用比較]一眼レフと高機能コンデジどっちがいいの!カメラ歴3年の俺が答えるよ[ミラーレス]

NikonD7000の綺麗な写真

写真って楽しい!こんにちは、なな(nana_sekai_tabi)です。

「一眼レフ買おうと思ってたんだけど、最近は高機能コンデジでも綺麗な写真って撮れちゃうじゃん?一眼レフ重くて持ち歩かなくなりそうだし、コンデジにしようかな。うーん、けどやっぱ一眼レフカメラって憧れるよね。。どっち選んだらいいの!」

と友人に聞かれたので、これまで一眼レフカメラを持って世界10カ国以上を旅し、果てはキリマンジャロ登頂を一眼レフを持ったまま果たした僕が、一眼レフカメラびいきのアンサー記事を書きました。

是非参考にしてください。

【基礎知識】一眼レフカメラと高機能コンデジに画質の違いはあるか?

空の風車2-1 2

今はスマホでも綺麗な写真が撮れます。それでもわざわざ高いお金を払ってカメラを買おうというわけですから、カメラに対するモチベーションがなかなか高い人がこの記事に訪れているのだと思います。

ところで、画質って何で決まるのでしょうか?

画素数?

・・・ではないと、僕は考えます。

↓こちらの記事では200万画素のカメラと1000万画素のカメラで同じ風景を撮影した写真の違いについて検証していますが、意外なほど差がみられません。

 コレ  どれくらいの画素数があれば綺麗に撮れる?|渡敏宏のデジカメ写真教室

また、ニコンの一眼レフデジタルカメラの中で最も高級機であるD5の画素数は2082万画素であるのに対し、その10分の1の価格で買えるD7200の画素数は2416万画素です。もし画素数で画質が決まるのであれば、ニコンの最高級機デジタル一眼レフカメラの画質の方が悪いということになってしまいます(当たり前ですが、そんなはずはありません)。

では、綺麗な写真を撮る上でボトルネックとなるのはなんなのか?

画質を決めるのは「センサーサイズ」

センサーサイズ比較図

写真の画質を決める上で重要となるのは、センサーサイズの大きさであると考えています。僕の敬愛するログカメラさんも、センサーサイズと画質の関係について以下のように述べています。

センサーが大きければ大きいほど、光を受ける面積が広くなるので1画素あたりにたくさんの情報を受け取ることができます。

そうすることで

  • 階調豊かな色彩を表現できる
  • 暗い場所でもノイズを少なくできる
  • 明るい色から暗い色まで再現できる(白とび・黒つぶれしにくい)

などなど、カメラの画質に影響してくるのです。

(中略)

カメラのセンサーはそれこそ写真の描写を左右するものなので、各メーカーしのぎを削って開発しています。以前に開発された大きいセンサーよりも、新しく開発された小さいセンサーのほうが写りがいい、なんて下克上もあるようです。

とはいえ、やはりセンサーサイズが大きい方がいい写りのするカメラを作りやすいのも事実です。

 参考  カメラのイメージセンサーのサイズ比較|ログカメラ

実際にカメラの値段はセンサーサイズがデカくなるにつれて高くなっていきますし、初心者の方はとりあえず「センサーサイズが大きい=画質がいい!」と思って大丈夫だと思います。

ちなみに高機能コンデジと呼ばれるカメラのセンサーサイズは1型以上、一眼レフデジタルカメラのセンサーサイズはAPS-C以上となっています。

ミラーレスカメラに搭載されるセンサーサイズについてはピンからキリまでありますが、基本的には高機能コンデジ以上、一眼レフカメラ以下であることが多いですね。

センサーサイズ比較図

大事な画像なのでもう一回載せておきます。

センサーサイズの差が画質に大きく影響するのはどんなとき?

センサーサイズが小さいコンデジやなんならスマホのカメラでも、ぱっと見一眼レフカメラの写真と遜色ないものが撮れてしまうシーンもあります。

が、センサーサイズの差が画質に大きく影響する場面も当然数多く存在します。

僕が特に感じるのは、以下の2点。

①暗い場所で撮影するとき

気のいいバーのおやじ5-2

この写真はスペインの田舎にあるバーで撮影したものです。オレンジ色の電球が4~5個灯されただけの室内は非常に暗く、カメラにとっては厳しい環境でした。しかしAPS-Cのセンサーサイズを有する僕の一眼レフカメラ(D7000)を駆使し、粗の少ない写真を撮ることができました。

オーーロラ-1 2

また、星空やオーロラの撮影も光の量が非常に少ないですが、一眼レフカメラに搭載されるセンサーサイズならばこの程度のクオリティの写真は撮れます。

こういった「暗い場所」で写真を撮る時、センサーサイズがその画質に大きく影響します。

もちろん高機能コンデジでも暗いところで写真を撮ることはできますが、どうしても表面がガサついた「ノイズの多い写真」となってしまいがちですね。

 

②写真を編集するとき

路上でタバコを吸う男 くれあり-2

「写真を編集する」と聞くとアレルギー反応を起こす人がいるようですが、僕は「すべての写真はすでに編集されている」という考えを持っており、わりとゴリゴリ編集します(この記事で載せている僕の写真もすべてLightroomというアプリで編集しています)。

 関連  【初心者】写真上達法を学ぶために僕が参考にした記事を教えるよ【まとめ】

一眼レフデジタルカメラで撮影したものは、かなりキツめの編集をかけても写真が崩れず、「作品」と呼べるレベルを保持してくれます。上の白黒写真はトリミング・コントラスト補正、色彩度調整など相当負荷のかかる編集をしていますが、少なくとも13インチのスクリーンで写してもアラが目立たない程度に画質を保ってくれています。

同じシーンを高機能コンデジで撮影したとしても、その写真はこれだけの編集に耐えられなかったと思います。写真全体が滲んでしまったり、不自然さが強く出たことでしょう。

 

けど、最近はセンサーサイズの大きなコンデジもあるらしいじゃん?

そうなんです。最近のコンデジは、かつてデジタル一眼レフカメラの特権だったAPS-C以上のセンサーサイズを搭載するモデルも発売されてきており、画質面で猛烈な追い上げを見せています。

実は僕もGRという高機能コンパクトデジタルカメラを持っています。センサーサイズはAPS-Cで一眼レフカメラと遜色なく、実際写真の写りも相当良いです(ズームやワイドができないというデメリットもありますが)。

俺のカメラ-1

この写真はGRで撮ったものですが、一眼レフで撮ったのかと思うくらい綺麗に撮れてます。

さらに、

SONYはα7という35mmフルサイズのミラーレスカメラを出しており、僕の持つ一眼レフカメラよりセンサーサイズが大きいです。こういった背景を受けて、「デジタル一眼レフカメラの時代の終わりは近い」という声もあがっているほど。

しかしコンデジと一眼レフカメラを使っている僕の意見としては、一眼レフカメラの優位性はまだまだ揺るがないだろうと確信しています。

デジイチには、写真撮影に欠かせない「圧倒的操作性の高さ」がある

写真を趣味にしていくのであれば、いつかはオート撮影から卒業し「マニュアル撮影」を行えるようになっていくべきです。なぜかというと、オート撮影では70点の写真は安定して撮れますが、100点の写真を撮ることは難しいからです。

オートモードでは、自分のイメージ通りの写真を撮る事は難しいです。背景をぼかして被写体を浮かび上がらせたポートレートや、絹のように滑らかになった川の流れ等を偶然に頼らず自分の思い通りに撮るためには、自分で設定を決めるしかありません。

 関連  マニュアル撮影ノススメ

例えば人を撮影するとき、背景を強烈にボカしたいのにオート撮影では「そこそこなボケ」にしかできません。

いきなりマニュアル撮影に挑戦する必要はありませんが、F値だけ自分で設定する「絞り優先オート」などから始め、少しずつ「自分で設定をいじれる範囲」を広げていってほしいですね(すでにデジイチを買ってもらう気でいる)。

 

こっからが本題

で、マニュアル撮影では「絞り(F値)」「ISO」「シャッター速度」の3つを自分で考えて設定するのですが、コンデジ&ミラーレスはこの設定手順でかなりモタつきます。

もちろんコンデジの種類にもよるでしょうが、例えばタッチパネルで一つずつピッピッと設定していくモデルでは普段の撮影でマニュアル撮影なんてやってられません。

また、僕の使っているGRはカメラの右上にダイヤルがあり比較的マニュアル撮影を行いやすいですが、ボタンを押してからカメラが反応するまでにコンマ何秒かの時間差があり、これが結構ストレスです。シャッターチャンスは1秒遅れるだけで逃げてしまうものであり、ここでのモタつきは致命的ともいえるでしょう。

一方でデジタル一眼レフカメラはマニュアル設定を極限まで行いやすくしています。ダイヤルは2つ用意されており、それらをコロコロっと回せば一切ラグなく設定を反映してくれます。

僕がカメラを始めた3年前は別にこんな違いは気になりませんでしたが、マニュアルモードで撮影できるようになった今、これはある意味 画質以上に重要なポイントであると感じています。

 

まとめ

ということで、極端にまとめます。

  • カメラを本格的に趣味にしていきたい! → 一切の迷いなく眼レフカメラを選ぶべき
  • マニュアル設定めんどくさ。オートでいいわ。。重いのもヤダ。。 → 高機能コンデジでいいんじゃね?
  • どっちつかず → ミラーレス・・・かなぁ・・・

こんなかんじになります。一言で言えば意気込み次第。

一眼レフカメラを買うなら覚悟を決めましょう。値段も値段ですし。

↑これが、僕の初めて買った一眼レフです(レンズもついてるやつ)。発売されてからもう5年以上経ちますが未だ根強い人気を持ち、巷では「数年に一度の名機」と言われています。型落ちである分値段も下がってきていますし(中古では5万円台から…!!)、このレンズキットを買えばまず間違いはないでしょう。

新品で買うなら、レンズとボディを別々に買った方が安いかも。

D7000系列の最新モデルはこちら。

 

【ちょこっとCM】 facebookページ作りました


僕が撮った写真を載せるfacebookページを作りました。僕の写真を気に入っていただけた方は是非「いいね!」よろしくお願いします(僕の写真があなたのfacebookタイムラインへ届くようになります)。

+α カメラを趣味にすると、こんな素敵なことがあるよ!

木!-1

一眼レフカメラをもうちょっとで買ってしまいそうなあなたのために、僕自身が経験した「カメラが趣味でよかった話」をします。

人間関係が広がった

オーロラ 絶景-1

僕は今フィンランドの小さな宿に2週間ほど泊まっており、毎日のようにいろんな国から旅行者が訪れます。そこで僕の写真を見てもらう機会があるのですが、多くの人が興味を持ってくれて、facebookで友達になったり、遊びに誘われたり、おやつを恵まれたりします。ある人は、「あなたの写真は本当に素晴らしいわ!facebookで紹介しておくわね!」といって僕のfacebookページをシェアしてくれたりもしました。

美しいものに心惹かれるのは万国共通なのだなぁと感じるとともに、写真がもたらしてくれる「人との繋がり」にはすごいものがあるなぁと驚かされます。

 

10000円以上かかる犬ぞりツアーに無料で参加させてもらえることになった

僕が今宿泊している宿の主人から、

「あなたの写真はとってもすばらしいわ!是非私たちの犬ぞりを無料で体験してちょうだい!そんでホームページに載せるための写真を撮ってちょうだい!」

とオファーを受けました。通常、犬ぞりツアーは100ユーロ以上払わなければ参加できないもので、いい写真が撮れるというだけでそれを無料にしてもらえるなんてすげぇなぁと思います。

 

写真には、人を動かす力がある

こんな言い方をすると大げさに聞こえるかもしれませんが、上に書いたようなハッピーサプライズは僕が写真を撮っていなければ起こらなかったことです。

このことを思うたび僕は、「ああ、3年前のあのとき、一眼レフカメラを買うことを決断して本当によかったなぁ」と、かつての自分を少しばかり褒めたい気持ちになります。

 

柴犬001

いかがでしたでしょうか。

この記事が、あなたが一眼レフカメラを買う背中を押せたなら本望です。

 

ついでに、友人へ送ったカメラを選ぶときのアドバイスを載せときます

まだ助言が足りないという人のために、上で書ききれなかった分のアドバイス文章を載せときます。重複する内容もありますが、参考にしてください。

コンデジはレンズ交換ができない

レンズ交換のできないコンパクトデジタルカメラは、星空撮影の際に活躍する「広角レンズ」や、遠くのものを美しく撮る「望遠レンズ」を使うことができない。写真にハマってきて、「広い空を撮りたい!もっと背景がボケる写真が撮りたい!遠くにあるものを画質を落とさず撮りたい!」と思っても、それができない。

スマホのスクリーンに写す程度ならそれほど差は感じないが、パソコンのデスクトップサイズでは差が出る

画質という点でコンデジが一眼レフに敵わないと書いたが、少なくともスマホのスクリーンサイズ程度であればそれほど大きな差はない。しかし、パソコンのデスクトップサイズに引き伸ばすと、かなり顕著に差が出る場合が多い。

ちなみに僕が今行っているオーロラ撮影では この「画質の差」がもろダイレクトに現れており、フルサイズの一眼レフカメラが欲しくて欲しくてたまらないなうである(僕の一眼レフのセンサーサイズはAPS-C。上の図参照)。

画像編集するならデジイチ一択

デジタル一眼レフカメラでRAW現像を行えば、その後にわりと強めなコントラストを入れたりトリミングを行っても十分作品として通用する。コンデジだと、編集を行った時明らかに画質が落ち、素人っぽい写真になってしまう

やはり、デジタル一眼レフカメラのマニュアルモードの使いやすさは最強

撮影対象や光の加減によって絞りを2段下げたい、シャッター速度をあと100分の1秒長くしたい、ISO感度を200から400に上げたいといった微調整を、ダイヤルをコロコロっと回すだけで行える。この瞬発力は、ミラーレスやコンデジにはない。

 

・・・以上!

カメラに関してなんか質問があったらメニューのお問い合わせ欄からどうぞ!答えられたら答えます!

そんじゃーね。

P.S. facebookページ作りました