【盗品市場潜入2日目】やっぱりあった、本物

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盗品市場潜入1日目、僕はGALAZY S5の偽物を掴まされ、コロンの盗品市場に完全敗北を喫した。

2500ペソ、日本円にして約7000円(円安により)という手痛い出費に、かなり心がすさんだ。

 

しかし、この日一つだけ、気になったことがあった。

 

 

偽物の中にまぎれる本物

僕が偽物のGALAZYを買う前、「これはモノホンのGALAZY S5だよ」 と言ってきた売人がいた。(というか、売人は全員そういうのだが)

半信半疑にそのデバイスを触ってみたが、カメラ機能は僕の所有するiPhone5とそん色ないほどだったし、動画を再生したときの音声にも偽物にはない迫力があり、

「本物臭」がぷんぷんと漂っていた。

ちなみに、そのデバイスの値段は7500ペソ。日本円にして20000円。

僕の買った偽物が2500ペソだったことを考えると決して安い値段ではないが、その価格設定も、このデバイスがもしモノホンのGALAZY S5であるとすれば合点がいく。

 

ひょっとして、

偽物の中にモノホンが混じっているのか・・・?

 

もしそうなら、

本物の見分け方さえ分かれば。。。

 

この勝負、十分に勝機はある。

 

もう一度潜入、盗品市場

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ということで、翌日、もう一度盗品市場へ潜入することにした。

前日の記憶を頼りに、コロンのナイトマーケットから盗品市場を目指す。

 

が。。。

 

存在したはずの盗品市場が。。

ようやく盗品市場周辺にやってきた。

 

しかし、

 

そこにはスマートフォンを売る売人の姿はなく、

ただ普通のおっさんが退屈そうにたむろするのみだった。

 

あ、あれ・・?

場所間違えたのかな・・?

 

自分の記憶を疑い、何度もたどってきた道、場所を確認したが、

やはり場所は間違っていない。

 

そこでたむろするおじさんに盗品市場について聞いてみたが、

 

「すまほ?こんなところでそんなもの、売ってやしないよ。」

 

と一蹴されてしまった。

 

あれ?

どうなってんだ・・?

 

ほんとに、トトロいたんだもん!

 

トトロのいる場所へと続く道だったのに、いつのまにかその道がたたれたメイちゃんの心境だった。

 

 

時間をあけて再度突入

場所を再三確認してみたが、やっぱり、ここで間違いない。

そこで、少し時間をあけて、もう一度同じ場所へ行ってみることに。

 

すると・。

 

暗がりに、突然出現した盗品市場

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先ほどと同じ場所にいくと、依然として先日見られたような売人の姿はみえない。

 

しかし。。

 

そこで雑談をしていた青年が、

不意にこちらに向けてスマートフォンを点滅させてきた。

 

え・・まさか

 

近づいてみると、彼はおもむろに僕に話しかけた

 

 

これ、本物。7500ペソでどう?

 

 

みると、それは日本が誇るsonyのexperiaだった。

また、こちらもまたモノホンと思える、galazyも見せてくれた。そちらは4500ペソ。(13000円程度)

とうとう、とうとう見つけたぞ・・!!

 

問題は価格

しかし、日本のヤフオクなどで売れる金額を調べてみると、決してその設定価格が安くないことが判明した。

充電器やイヤホンなどのアクセサリーが付属していないとなれば、日本のオークション等でもうけを出すのは相当安い値段でないと難しい。

しかし売人もその価値を知っているため、そうそう値切りに応じてくれない。

 

せめて円安がなければなぁ・・

 

 

盗品市場の営業時間

その日は、その青年以外にスマホを売る人が見当たらなかった。

ひょっとして他の場所に移動しているのかなとも思ったが、数時間辺りをくまなく歩き回ってもそれらしい人だかりは見つけられなかった。

不定期なのか、あるいはあまり夜遅くは営業していないのか。。。

 

そんなことを考えていたが、

 

その後、iPhoneの修理をしてもらっている時(この内容についてもまた近々ブログに書きます)に、有益な情報が得られた。

 

この近辺の盗品市場は、やはりその場所しかない。

そこでスマホが買える時間は、だいたい18時から9時頃。

 

ふむ。

なるほど。

 

僕が今回市場へ行ったのは、深夜21時を過ぎた頃だった。

以前、価格交渉をしている時に何人かの売人がいなくなったりしていたが、あれは単に営業時間を過ぎたから店じまいをしていただけだったわけだ。

ということは、営業開始に市場へ行けば、スマホをいくらでも吟味できる・・!!

 

もう一度潜入してやる・・!!

2度目の挑戦もあえなく不発に終わった。

しかし、確実に勝利への糸口は見えてきている。

その市場の営業時間を知り、

盗品市場に本物のスマホが売られていることを確認し、

そして今の僕はモノホンと偽物の見分けをほぼ100%することができる(2500ペソで買った偽物のGALAZYをいじりたおし分析し切ったため)

あとは、確実に本物の盗品スマホを見分け、価格交渉をするだけだ。

必要な情報、スキルはすべて整った。

 

次ですべてのけりをつけてやる・・・!!

 

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