
「セブ島の語学留学ってどんなかんじですか?」
最近、日本にいる友人からセブ島留学やインターンについて相談されることがある。
セブ島での語学留学・インターンは年々注目度を増しており、その数もどんどん増えているようだ。
そこで、今後セブ島で語学学習を考えている人のために、セブ島インターン歴4ヶ月目(そんなに長くない)の僕が、
「インターン」という点に重点をおいて、メリット・デメリットについて考察した。
是非参考にしてほしい。
photo bu Ville Miettinen(CC-BY SA)
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もくじ
セブ島インターンのメリット

photo by Highways Agency(CC-BY SA)
メリット1:業務経験が得られる
留学と違い、インターンでは業務経験が得られる。
実際にインターンを経験してみると実感するが、社会に出た経験がない学生と比べれば、インターンを経験することで圧倒的に社会に近づいた視点が持てるようになる。
学生のうちに”社会とは何たるか”を肌で感じるということは、他の学生との圧倒的な差別化に繋がる。
メリット2:「英語を使って働く」という経験ができる
もしあなたが将来仕事で自身の英語力を活かしたいなら、セブ島でのインターンは最適な選択肢の一つになるだろう。
なぜならセブ島インターンでは英語でコミュニケーションをとり、仕事を遂行することが求められるからだ。
それに、実際に経験してみて「やっぱり仕事で英語を使わなくてもいいや」と思えば就職先を変られるし、海外インターンの経験を通して仕事で海外と関わることにより強く惹かれたなら、海外の就職先(あるいは、企業内の海外部署)を探すこともできる。
インターンは英語で業務を遂行するスキルを高められることに加えて、on jobで自身の適性を見極める機会にもなる。
メリット3:フィリピン人と働く経験ができる
フィリピン人と働いていた、ということが強みになる時代が必ずやってくる。
少子高齢化により、日本の労働者は今後確実に減っていき、それに対応するため、政府は国内のフィリピン人労働者を増そうとするだろう。
フィリピン人の労働者は賃金が安く、大卒のエリート達であれば英語も流暢に扱うことができる。
それに、僕の肌感覚では、日本にいるその辺の大卒よりエリートフィリピン人の方が優秀だ。
実際、日本の企業のいくつかは既にフィリピンから賃金の安い労働者を受け入れ、「え?フィリピン人、普通に優秀じゃん」とそのメリットの大きさを肌で感じ始めているそうな。(とある企業の管理職の方がおっしゃっていた)
しかし一方で、日本人は外国人を受け入れにくい性格を持っている。 英語を扱える日本人はごく少数だし、そもそも日本の地理上、異文化と触れ合う経験をしてこなかった人ばかりだ。
そのため日本全体として、異文化に対する理解度や想像力が恐ろしく欠如している。 日本にやってきたフィリピン人労働者が如何に優秀であっても、まともにコミュニケーションをとれず、フィリピン人の性格を理解できなければ、宝の持ち腐れとなってしまいかねない。
そのとき、フィリピンで働いていた日本人社員がもしいたら、会社にとって非常に頼もしい存在になるはずだ。
フィリピン人はどういう性格特性をもっているのか。
それを仕事場で経験しているということは、他の日本人との差別化に繋がる。
メリット4:滞在費が安価ですむ
セブ島留学をした場合、月々の生活費、学習費など合わせて15万円程度で済む。
これでもオーストラリアやアメリカなど先進国での語学留学と比べれば非常に安価で魅力的だが、セブ島でインターンをすれば費用をさらに抑えることができる。
業務経験、語学力によっては、セブ島インターンでちょっとした貯金をすることさえできたりするらしい。
ちなみに、僕の場合は業務経験、語学力ともに皆無だったため貯金はできていない。
セブ島インターンのデメリット

デメリット1:少なくとも6ヶ月以上の滞在が必須
会社は利益を生むためにインターン生を派遣するため、一ヶ月やそこらでやめるインターン生は募集していない。
インターン生には、ビザ代や業務を教える時間などの金銭的・時間的コストに対し、会社の労働力として利益に絡む期間が一定以上求められる。
僕のお世話になっている会社や他社のHPをみる限り、滞在期間6ヶ月以上というのが一つの目安となるようだ。
デメリット2:拘束時間が長い
インターン生とはいえ労働力として派遣されるため、週5日、40時間程度は会社に拘束されることになる。
勤務の時間帯も会社によって決められるため、会社によっては不規則な生活を余儀なくされることもままあるようだ。
南国のビーチで時間を気にせず自由を謳歌したい人には、インターンという選択はお勧めしない。
デメリット3:フィリピン人と働かなければならない
これはメリットにも書いたが、異文化を受け入れられない人にとっては、フィリピン人と働くことはストレスになるだろう。
異文化と関わりたくない人にとって、セブ島でのインターンは苦痛以外なにものでもない。
デメリット4:インターン生なりの責任がともなう
インターン生とはいえ、会社の歯車の一部になることで、責任のようなものが生じる。
たとえば、もし仮に僕が寝坊して業務開始時間にオフィスに行かなければ、それだけで会社はまわらなくなる(一時的にではあるが)。
こういったある種のプレッシャーは、留学にはない。
デメリット5:現地で一緒に遊ぶ日本人ができにくい
留学の場合、同じクラスの日本人や韓国人でグループになり、セブ島近郊へ観光にいったりするらしい。
しかし、インターン生にグループなど存在しない。(インターン先にもよるが)
僕の場合、自分の休日には他の日本人スタッフが働いているため、休みの日は基本的に一人で過ごしている。
以前セブ島で盆踊りがあったとき、一緒に行く友達がいなかったため僕は一人で乗り込んだ。
結果、周囲の活気に負け、底知れぬ寂しさを感じつつ綿菓子だけ食べて帰った。
きゃーきゃーいってる留学仲間と思われる男女グループが、眩しかった。リア充爆発してほしい。
まとめ
セブ島でインターンをするメリットは、英語を使ってフィリピン人と仕事をする経験が得られ、かつ滞在費を抑えられることだ。
一方のデメリットは、インターン生なりの多少の責任が伴い、セブ島滞在期間、会社拘束時間が長くなり、かつ日本人の知り合いができにくいことなど。
最後に、僕の感想。
僕はインターン推しだ。
留学をしていないのできちんと比較することはできないが、もしセブ島に来る前のインターンか留学かで悩んでいる自分にアドバイスするとしたら、僕は間違いなくインターンをお薦めする。
たかがインターン生ではあるけれど、「会社で働くってこんなかんじなのか。へぇへぇ」って思えただけで十分満足。
あ、もしこれからセブ島へ行こうと考えているなら、日本にいるうちにオンライン英会話でマンツーマンレッスンを受けて、英語に慣れといた方がいいですよ。
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無料体験レッスンを2回受けるだけでも、英語に対する耐性がまるっきりかわるので。
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