「あー楽して痩せる方法ないかなぁ。」
そんな言葉を巷で耳にしながら、少しばかり思うところがあったので書きます。
スポンサードリンク
もくじ
そもそも、なぜ太るの?
そもそもなんで太っちゃうかというと、一言で言ってしまえば
消費カロリーより摂取カロリーの方が多いから
です。
太る背景
消費カロリーが少なくなりがちな現代人・・・
現代では交通機関が発達し、かつ仕事でもデスクワークなど身体を動かすことを求められないため、日々の消費カロリーがかなり少なくなっています。
昨日行った活動を思い返してみて下さい。昨日だけで何km歩きましたか?1mでも走りましたか?
「あっ・・・」と思った人は、まずそこに太る原因があります。
摂取カロリーが多くなりがちな現代人・・・
摂取カロリーとは、基本的には「食べて得たエネルギー」のことです。一日2〜3食、適量を食べていればそうそう摂取カロリーが多くなりすぎるようなことはないはずですが、現代人は多くのストレスを抱えており、そのストレスを解消するために食に走ります。
つまり、おやつを食べてしまうわけです。
もちろんおやつを食べていなくても、主食を食べ過ぎていれば同じように摂取カロリー過多になりますが、やはり間食によって余分なカロリーを摂取してしまうことが主な太る原因であることは間違いありません。
スリムな体格を維持している人の生活

健全な体格をどのように定義するかは意見の別れるところですが、ひとまず上の写真に写っている綺麗なお姉さんを理想としましょう。
きっとこのお姉さんは、
朝に起きて400kcal程度の朝食を食べ、
午前程々にデスクワークをこなし、
600kcal前後の昼ご飯を食べ、
午後も程々にデスクワークをこなし、
ちょっと間食(100~200kcal)しつつ、
仕事を終えたら晩ご飯(600kcal前後)を食べ、
ちょこっと散歩して(-150kcal)
支度をして、寝る。
という生活をしているはず。(妄想)
この場合、一日の摂取カロリーはおよそ1800kcalとなります。
一般女性の基礎代謝(何もしなくても消費されるエネルギー)の分-1300kcal、ウォーキング-150kcal、また日常の諸動作を合わせて、おおよそエネルギー摂取量とエネルギー消費が釣り合った状態になります。(あくまでざっくりの計算です)
太りゆく人の生活

一方で、日々ウェイトを増していく人の生活を、同じく妄想で再現してみます。
朝に起きて400kcal程度の朝食を食べ、
午前、おやつ(約200kcal)を食べつつデスクワークをこなし、
600kcal前後の昼ご飯を食べ、
午後もおやつ(約200kcal)を食べつつデスクワークをこなし、
さらに間食(100~200kcal)し、
仕事を終えたら晩ご飯(600kcal前後)を食べ、
支度をして、寝る。
この場合、摂取カロリーは2200kcalとなり、かつウォーキングをしない分消費カロリーの総量も減り、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが崩れることになります。
両者の差
上にあげた2パターンの生活様式で、1日の摂取カロリーと消費カロリーの差は500~600kcalにもなります。
ちなみに糖質1g=4kcal、脂質1g=9kcalなので、重さにしておよそ100gほど、太り行く人は日々多くエネルギーを体内に残していることになります。
「ちょっとした間食」、「ちょっとした運動」の有無、またその積み重ねによって、これだけの差がでるんですね。
(ただ、摂取したエネルギーがそっくりそのまま体内に残るわけではないので、実際に体重に現れるのはこの数%から数十%程度かと思います)
当たり前のことを守れば、太らない。
「えーんなんで太っちゃうの〜」
っていう人はたまにいますが、
それはあなたが食べ過ぎたからです。
太るのには、必ず原因があります。
痩せる方法
当たり前のことをしていれば、痩せていく。
痩せたい人、太りたくない人は、
消費カロリーと摂取カロリーのバランス
を見直しましょう。
100人の痩せたい民族のうち、96人は これを是正することで解決します。(統計データなし)
不要な間食をやめ、エレベーター、エスカレーターを階段にかえ、いつもより一駅多く歩くだけで、
1日200~300kcal程度は簡単に抑えられます。
おおざっぱなカロリー計算を頭野中でする癖をつけて、食べた量と消費した量を合わせるよう心がけましょう。
炭水化物ダイエットだとか酵素ダイエットだとかはやる意味なし
時折巷で流行るダイエット法は、99.99%実践しなくていいです。断言できます。
繰り返しになりますが、「食べる量を減らして少しだけ運動量を増やす」っていう当たり前のことをやれば、100%痩せます。
ライザ○プ(月額10万のパーソナルジム)で「痩せなかったら全額返金!」とか言ってますが、そりゃ、痩せないわけないですよ。
だって、この当たり前の原理に沿ってダイエットさせてるだけですもん。質量保存の法則に従って、痩せるに決まってますもん。
そうでなきゃ、ウン十万の返金なんてそうそう口にするはずがない。
まとめ
とはいえ、あれですかね。
「ダイエットしなきゃだ!><」
って言ってるときが一番楽しい、というのもあるんでしょうね。
僕が今「日本帰りてぇ〜」っていって、「じゃあ帰れば?」って言われたら「いや、ちょ、そういうんじゃない」ってなるのと同じですね。
ただ、もし本気で痩せたいと思っているのなら、ここに書いたことを意識すればほぼ100%痩せますので、安心して下さい。