こんにちは、ななです。
このブログでは一貫して、運動直後にプロテインを飲むことの重要性について語っています。
一方でプロテインは種類が多く、どれを選べばいいかわからないという人も多い様子。特に、海外ブランドのプロテインはなんだか品質が不安で手を出しづらいというのが本音ではないでしょうか。
そこでこの記事では、海外ブランドの中でも国内外問わず人気の高いOptimum Nutrition社の「100%ホエイ ゴールドスタンダード プロテイン」を、実際に飲んでみた感想も含めてご紹介します。
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もくじ
なぜトレーニング愛好家はプロテインを飲むべきなのか
そもそも、プロテインを飲む目的について、正しく理解してる人ってあんまいないですよね。目的がはっきりしないままだとわざわざプロテインを買う気がしないでしょうし、ここらでちゃんと理解しておきましょう。
トレーニング直後、”なるはや”で吸収の良いタンパク質(アミノ酸)を摂りなさい!
まず、プロテインを飲むのに最も適しているタイミングは「トレーニング直後」です。直後というのは、トレーニングを終えてから遅くとも30分以内、という時間感。
その理由には、筋肉の分解と合成の仕組みが関係しています。
Q. タンパク質を摂らないとどうなるの? A. 筋肉の分解が亢進する
筋肉の中は、常に「分解」と「合成」が同時に行われています。図で表すとこんな↓感じ。

合成と分解のバランスは、空腹のときだとか満腹のときだとか睡眠中だとか、状況によって刻一刻と変わります。が、基本的には釣り合いがとれているので、筋肉のサイズは短期的にはほぼ変わりません。
なのですが、トレーニング直後の筋肉は合成が抑制され、逆に分解が亢進します。
こうなると筋肉の合成と分解のバランスが崩れ、一時的にではありますが筋肉の破壊が進んでしまいます。
この問題を解決するのに有効な手段が「タンパク質(アミノ酸)の摂取」です。
というのも、筋肉の分解が亢進してしまうのは「血中アミノ酸濃度の低下」が主な原因なので、外部からアミノ酸を摂取してやれば分解をする必要がなくなるんです。
さらに言えば、血中のアミノ酸濃度が高まることで筋肉の修復もスムーズに行われるようになるので、結果として合成も亢進します。

まぁ実際にはこの図の印象ほど大きな影響はないかもしれませんが、タンパク質を摂取した結果、事象としてこのようなことが起こると理解していただければOKです。
どんなプロテインを飲むべきなのか
トレーニング直後にプロテインを飲むことでどんなメリットがあるか理解いただけたところで、次にどんなプロテインを飲むべきかを説明します。
トレーニング直後に飲むなら、王道はホエイプロテインだよ
プロテインは大きく分けてホエイプロテイン、ソイプロテイン、カゼインプロテインの3種類あります。それぞれ特徴が異なりますが、上で説明したようなメリットを得ることが目的であれば間違いなくホエイプロテインがおすすめです。
というのも、ホエイプロテインには消化吸収が早いという特徴があるからです。
ソイプロテインやカゼインプロテインが悪いと言うわけでは決してありませんが、ベストなのはホエイプロテインですよ、という話。
できればタンパク質(アミノ酸)含有量が高いものを選ぼう
あとは、タンパク質(アミノ酸)の含有量が高いものを選んだ方がいいです。理由は単純、プロテインを摂る目的は「タンパク質を摂ること」なので。
名前に「アミノ」や「プロテイン」と書かれている商品はコンビニとかでも頻繁に見かけますが、実際に含まれるタンパク質量を見ると失笑してしまうくらい少なかったりします。一般の方の中には商品名だけで「よさそうだ」と判断してしまう人もいますが、実際にどんな栄養素がどのくらい含まれているのかは確認するようにしてほしいもの。
ちょっと話が逸れましたが、要するに商品名に「ホエイプロテイン」と言う文字が含まれていても、蓋を開けてみるとタンパク質量がまったく違ったりします。
なので、ちゃんとプロテインの重さあたりに含まれるタンパク質(アミノ酸)量を確認し、量がなるべく多いものを選ぶようにしましょう。
アミノ酸(タンパク質)の中でも重要なのはBCAA。なんたって筋肉の35%はBCAAでできている
できればBCAAの含有量も気にしましょう。
BCAAは必須アミノ酸である「バリン・ロイシン・イソロイシン」の総称です。必須アミノ酸とは「体内で生成することができないアミノ酸」のこと。
要するに、体外から摂取しないとどうしようもないアミノ酸なのですが、筋肉の35%はこのBCAAで構成されているんです。なので、不足しないようちゃんと意識して摂るのが大事。
【ようやく本題】海外ブランドのプロテインってどうなの?
ということで、ようやく本題です。
プロテインを販売する国内ブランドはザバス・ウィダーあたりが有名ですが、あえて海外ブランドを選ぶことによるメリットはあるのか。
今回は、海外ブランドの中でも有数の認知度を誇るOptimum Nutrition社の商品を例に検討していきます。

↑4.5kgの特大サイズを入手したので、そちらの使用レビューも合わせてどうぞ。
比較①WADAの禁止成分入ってない?
まず、トレーニング愛好家が気にするべきは「ドーピングに触れるかどうか」でしょう。何気なく摂っていたプロテインにドーピング成分が含まれていた、なんてシャレになりませんからね。
ちなみに、WADAとは世界アンチ・ドーピング機構のこと。日本ではどちらかといえばJADA(日本アンチドーピング機構)が有名ですが、JADAはWADA(世界アンチドーピング機構)の規程に従っていますので、WADAで問題なければJADAでも大丈夫、と考えてOKです。
日本アンチ・ドーピング規程 (JAPAN Anti-Doping Code, 以下日本規程/JAPAN Code) は、世界規程に遵守され、世界アンチ・ドーピング・プログラムを推進するため、日本にて統一的に適用されるアンチ・ドーピング規則です。
ザバス、ウィダーについてはまぁ説明するまでもないとして、Optimum Nutrition社のプロテインはというと。
「100%ホエイ ゴールドスタンダード プロテイン」についてサプリンクスで調べると、WADA禁止成分が入っていないことを示す「WADA禁止成分フリー」のアイコンが入っています。
なので、これを飲んでもドーピング規程にかかることはありません。
比較②コスパは?
はっきり言って、Optimum Nutrition社のプロテインはかなりコスパいいです。
ゴールドスタンダードプロテインの値段は、1kgあたり5,000円ほど※。これだけを聞くと特に安価な感じはせず、「もっと安いプロテインはいくらでもあるだろ」と言いたくなります。
が、ゴールドスタンダードプロテインのポイントはタンパク質の含まれている割合が高い点にあります。
実際に商品ごとに比較してみると、タンパク質の含有量の差は一目瞭然。
- ザバス「ホエイプロテイン100 」のタンパク質の割合=約70%
- ウィダー「マッスルフィットプロテイン」のタンパク質の割合=約70%
- Optimum Nutrition「100%ホエイ ゴールドスタンダード プロテイン」のタンパク質の割合=約80%
これには、Optimum NutritionのプロテインにWPI(ホエイプロテインアイソレート)が高いレベルで含有されていることが関係しています。
※含有量909gの製品を買った場合の値段
WPIってなに?
ホエイプロテインにはWPCとWPIの2種類があります。WPCは簡単に言えば牛乳をろ過してたんぱく質を取り出したもので、安価に大量生産できるのが特徴(安いプロテインは大体これ)。
これに対し、WPIはWPCにさらに一手間をかけ、乳糖や脂質を分離することでタンパク質の純度を高めています。
要するにOptimum Nutrition社の「100%ホエイ ゴールドスタンダード プロテイン」は高品質なんです。さりげなくタンパク質のうち20%以上がBCAAである点も◎。
比較④ユーティリティはどう?
また、以外にもゴールドスタンダードプロテインは非常にユーティリティが高い。

開け口がチャックになっており簡単に開閉できたり、

中にカップが内包されていて適量を一瞬で計れたり、

冷たい水にもすぐ溶けたりと、何も言うことがありません。
味についても、普通に美味しくて驚きました。僕が飲んだのは「ダブルリッチチョコレート味」ですが、ココアに近い風味でほんのり甘く、本当に飲みやすかったです。
正直、海外ブランドのプロテインって味に難があるイメージがあったのですが、完全に覆されました。
【実をいうと】海外ブランドのプロテインにはレベルの高いものが多い
ここまでの説明で、海外のプロテインのレベルの高さを十分理解できたのではないでしょうか。
もし今まで国内ブランドのプロテインしか飲んだことがないのであれば、一度でいいので、海外ブランドのプロテインにも目を向けてみるべきです。
そもそもスポーツ科学に関して、日本はさして先進的ではないはずなんですよね。ちょっと古いデータですが、文科省の出している資料をみると、各国との予算額の差は一目瞭然。
「国内ブランド」というだけでなんとなく安心し、「海外ブランド」のプロテインを検討から外してしまうのは、なんとももったいない話です。
海外ブランドのプロテインを買うならサプリンクス
がおすすめ

海外ブランドのプロテインに興味がある人は、サプリンクスでいろいろ調べてみることをおすすめします。
トレーニング愛好家の立場に立ち、一つ一つの商品の特徴を細かいところまで説明してくれているので、単純に調べるだけでも勉強になります。
例えばカゼインプロテインについては、こんな具合↓にわかりやすい説明が。
カゼインは酸度に敏感で、おなかの中でゲル化し固まる性質があります。
そのため、カゼインがアミノ酸に分解される時間は、ホエイなどに比べて2倍以上かかるといわれています。
従って、長時間絶え間なくアミノ酸供給を続けることが可能なのです。
別名タイムリリースのプロテインとも呼ばれる所以でもあります。
購入するときはAmazonアカウントで支払いを行えるので、煩わしい手続きも必要ありません。
まとめ
サプリメントはあくまで栄養を補助するものです。が、決して軽んじるべきものではなく、適当に選ぶなんてもってのほか。
Amazonの定型的な商品説明に甘んじることなく、サプリングスの行き届いた商品説明を読み込み、本当に自分に合ったサプリメントを選んでみてください。